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「スキン」について
2024年08月21日(水)
福山市の外壁塗装・屋根塗装 藤井塗装株式会社
福山市の皆様おはようございます!
屋根塗装・外壁塗装の専門店 藤井塗装営業の藤井です。
本日は「スキン」についてです。
スキン塗装仕上げ(セラミック)は、大理石などの細かな石の集合体のような仕上げで、別名はセラミック仕上げとも呼ぶ事もあります。重厚感があり、塗装後の壁面は非常に硬くなります。
■スキン仕上げ面
1. スキン塗装の特徴
スキン塗装の特徴としては、小さな石の集合体を、塗料と吹き付けており、塗料だけで覆う塗装とは違って石が詰まった仕上げになります。重厚感もあり建物により劣化感は分かりにくい仕上げです。
石と石との間に細かな隙間がありますから外壁壁面の通気を遮りません。
価格としてはリシンより高い傾向があり、耐久年数は10~12年程度です。
主に、モルタル外壁やコンクリート外壁にしか向いていないです。
2. スキン塗装の施工方法
スキン塗装仕上げは、以下のように段階を踏んで進めます。
(1) 表面準備
最初は物体の表面を清掃します。油分や汚れが残っていると、塗料がうまく密着しない可能性があります。次に、サンディング(研磨)を行い、表面を滑らかにします。この工程は、塗装の仕上がりを大きく左右するため、丁寧に行うことが重要です。
(2) 下塗り剤塗布
下塗り剤(シーラー)を塗布することで、塗料と物体の表面との接着が強化されます。下塗り剤は、塗料が均一に塗布されるようにし、耐久性を向上させる役割があります。乾燥させる時間は種類によって異なりますが重要です。
(3) 主材塗布
下塗り剤が乾燥した後、スキン主材を塗布します。スキンの主材を2回吹きするか、もしくは専用のバインダーを塗布してスキン1回吹きのどちらかで仕上げとして成り立ちます。バインダーとは下地が透けない為に使用する下塗り材です。また、スキン2 回の施工であるなら、塗り替えの場合、相当な重みが外壁に加わる上に、材料もそれだけいるので高くなります。よって、基本的には塗り替えでは後者の施工の方が一般的におすすめと言えます。
3. スキン仕上げの種類
スキン塗装に使用される塗料にも多くの種類があります。これらの塗料は、それぞれ異なる特性を持ち、用途に応じて選ばれます。プライマーやクリアコートも含め、適切な材料を選ぶことで、塗装の品質が確保されます。
また、スキン塗装にもタイプがあります。
・スタンダードなタイプ
・厚みを付けて吹けるタイプ
・目地を設けて吹き付けるタイプ
4. まとめ
スキン塗装仕上げは、見た目を美しくするだけでなく、素材を保護し重要なプロセスです。環境にもよりますが、塗料だけの外壁より耐久年数が長い場合もあります。製品の価値を高め、長期間にわたって良好な状態を保つために、スキン塗装仕上げの技術と材料を正しく理解し、適切に活用することが大切です。
品質にとことんこだわった福山市の屋根塗装・外壁塗装の専門店
藤井塗装株式会社
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