福山市の皆様こんにちは！

今日も暑かったですね！

 

外壁仕上材は色々とありますが20年から40年前の住宅に多いのが

モルタル塗りの上にリシンとかスキンといった砂壁状の仕上です

リシン

スキン

 

砂壁状の仕上材を塗り替える場合注意することがあります

まずは劣化具合ですがずっと古いリシンにセメントリシンという仕

上があります

セメントリシンはセメント粉に顔料の粉を混ぜたようなものでパサ

パサになり粉状に劣化している物があります

その場合高圧洗浄機で劣化層をできるだけ除去し浸透性のシーラー

をよく吸い込ませ下地を固める必要があります

又アクリルスキンも透明な樹脂が酢酸ビニール系のようなものはセ

メントリシンと同様に粉状に劣化している場合があります

その場合セメントリシンと同じような下地調整が必要です

その下地調整を怠りますと早期に下地から剥離するようなことが多

くあります

アクリルリシンで比較的に塗膜がしっかりしているような場合は低

コストな塗替えには下塗シーラーを塗って中塗り上塗りと艶消し系

の塗料を塗ると良いと思います

その場合樹脂もシリコン樹脂などが選べますので長期にわたり変色

の少ない仕上がりが期待できます

それでもそれには条件があります

建物に庇があり比較的ビルのように直接雨が当たることが少なく高

い防水性を必要としない建物です

和風住宅などに適します

なぜ艶消し塗料がお勧めかというと下地の砂の影響である程度塗膜

の厚みのある仕上でないと艶有塗料では艶ムラの発生を覚悟しなく

てはいけません

艶有塗料で仕上げたい場合は微弾性フィラーなどを用いて少しでも

下地表面が平に近い状態にする必要があります

予算が許す場合なら下塗シーラーを塗布して中塗り微弾性フィラー

ゆず肌模様塗りを行いフッ素樹脂などの高耐候性の上塗材を塗ると

防水性もあり長期に色あせ・チョーキングを防げます

先ず防水性の重要な建物か、艶消し塗料がマッチするか、期待する

対応年数はどのくらいかなどを最初の選択基準にすると良いと思い

ます

 

 

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プロタイムズ福山西店　藤井塗装